新型コロナウイルス感染者数のテクニカル分析(2021/7/9)
いつもご覧いただきいただきまして、ありがとうございます。
感染の拡大期か縮小期かを見極めるための数字の提供を、引き続き行っていきたいと思います。感染しないように気を付けましょう!!
現在は、増加初期になります。
新型コロナウイルスの新規感染者数を、株価分析に使うテクニカルという手法で観測、分析しています。
新型コロナウイルス感染者数は、2278人でした。(NHK報道より)
単純移動平均線による分析
9日単純移動平均 1812.70(先週の値1580.80)
25日単純移動平均 1600.64(先週の値1584.36)
75日単純移動平均 3306.61(先週の値3581.19)
先週まで、長期線>中期線>短期線という並びだったのですが、今週から、長期線>短期線>中期線という並びになっています。
この動きは、増加初期の動きです。
短期線が中期線を上抜く形でクロスしており、短期線、中期線とも上向きに変化してきています。
感染者数が2000人前後の段階で、東京と沖縄(継続)に緊急事態宣言が発令されましたが、オリンピック前なのでなんとか感染を抑えたいという思惑とデルタ株の実行再生産数が最大8程度になるかもしれないという危機感があって、政府と専門家の意見が一致したように見えます。
棒グラフ:感染者数 ピンク:9日移動平均 黄色:25日移動平均 水色:75日移動平均
平滑移動平均線による分析
12日平滑移動平均 1818.75(先週の値1586.74)
26日平滑移動平均 1853.79(先週の値1842.67)
短期線(12日線)が長期線(26日線)を下回る動きが続いていますが、短期線は明らかな増加になっていて、来週にも短期線が中期線を上回る動きになりそうです。
これまでの例から見て、短期線が中期線をクロスすると感染者数が急増する傾向がありますが、今回は早めに緊急事態宣言が発令されているので、その効果がどの程度あるのか注目したいところです。
MACDによる分析
MACD ▲35.04
シグナル ▲187.64
オシレーター 152.61
MACDは数日中にゼロクロスしてプラス圏に入りそうです。
極めて分かりやすい動きになっています。
Googleによる感染者数予測
Googleの感染者数予測サイトの数字を定期的に記録しています。
これまでの推移は、以下の通りです。28日間の予想数値なので、カッコ内はその数字を28で割ったものです。日付はサイト閲覧日です
今回の予想では、現実の感染者数の半分の予想になっており、何をもとに計算しているのかが不明です。
11月19日 51605(1843)
11月22日 71970(2570)
11月28日 94910(3389)
12月 6日 75436 (2694)
12月13日 96540(3447)
12月20日 119564(4270)
12月27日 122057(4359)
1月 4日 145152(5184)
1月 9日 178803(6385)
1月16日 365778(13063)
1月23日 350548(12519)
1月30日 90271(3223)
2月 4日 63793(2278)
2月13日 36955(1319)
2月19日 55736(1990)
3月 6日 24396(871)
3月13日 30542(1090)
3月20日 28730(1026)
3月27日 69652(2487)
4月 3日 91087(3467)
4月10日 216915(7746)
4月17日 129118(4611)
4月24日 129293(4617)
5月 1日 160236(5722)
5月 7日 151386(5406)
5月14日 183581(6556)
5月21日 113906(4068)
5月28日 76021(2715)
6月 5日 48544(1733)
6月17日 25893(924)
6月19日 28498(1017)
6月26日 25853(923)
7月 3日 42146(1505)
7月10日 30081(1074)