倍加時間2日で感染者数が増加した場合どうなるか
テクニカル分析では、増減が起こる兆候を事前につかむことはできるのですが、どこまで増えるのかはわかりません。
感染拡大のスピードを表す指標として、倍加時間といいものがあります。
倍加時間とは、感染者数が倍になるのにかかる時間です。
これまで、武漢株、アルファ株、デルタ株などの記録を作ってきましたが、感染が急激に拡大する時期で、だいたい倍加時間が7日から10日前後でした。
今回のオミクロン株の場合は、倍加時間が2日程度と考えられています。
これは、2日で倍になるという、ものすごいスピードの感染拡大が起こる、ということです。
現に、アメリカではすでに1日に100万人が感染する事態になっています。
米のコロナ感染者1日100万人超 死者の急増はなく - BBCニュース
このニュースは1月5日のものですが、12月29日の時点では、感染者数は1日40万人だったことがニュースの履歴からわかります。
「クレージー」米で1日40万人超 86のクルーズ船でコロナ感染|テレ朝news-テレビ朝日のニュースサイト
ある程度増加すると、倍加時間がおちるようなので、そのまま倍々にはならないようですが、1月9日で、日本の感染者の報告数が約8,000人なので、倍々に増えるとどうなるのか、簡単に計算してみました。
1月9日 8,000
1月11日 16,000
1月13日 32,000
1月15日 64,000
1月17日 128,000
1月19日 256,000
1月21日 512,000
1月23日 1,024,000
1月25日 2,048,000
1月27日 4,096,000
1月29日 8,192,000
1月31日 16,384,000
倍加時間2日で計算すると、1月末には、1日1,600万人!!が感染するという驚異的な数字になります。
ここまで増える前に強力な対策がとられるとは思いますが、1日10万人程度の感染者が出る状態には早晩なる可能性もあります。(1日10万人以上の検査ができればですが・・・)