新型コロナウイルス感染者数のテクニカル分析(2022/3/18)
いつもご覧いただきいただきまして、ありがとうございます。
感染の拡大期か縮小期かを見極めるための数字の提供を、引き続き行っていきたいと思います。感染しないように気を付けましょう!!
現在は、微減期になります。
※テクニカル的には、減少の初期になりますが、減少ペースがかなり緩やかで、再度上昇に転じる可能性も否定できないことから、「減少期」という表現ではなく、「微減」という表現にしました。
新型コロナウイルスの新規感染者数を、株価分析に使うテクニカルという手法で観測、分析しています。
新型コロナウイルス感染者数は、49210人でした。(NHK報道より)
単純移動平均線による分析
9日単純移動平均 53097.30(1週間前の値59621.20)
25日単純移動平均 59032.76(1週間前の値67553.92)
75日単純移動平均 57102.61(1週間前の値52475.92)
先週は、中期>短期>長期の並びでしたが、中期>長期>短期の並びに変化しています。
基本的に、この並びは、本格的な減少期(長期>中期>短期の並び)の一歩手前の状態といえます。
ただ、MACDのオシレーターがプラスに転じていて、減少するモメンタムがかなり弱いことを示しています。
下のMACDの欄に書きましたが、過去の例から見ると、オシレーターのプラス推移自体は、感染者の増加を示すわけではなく、減少モメンタムが弱く、これ以上減らない可能性があることを示している数字です。
棒グラフ:感染者数 ピンク:9日移動平均 黄色:25日移動平均 水色:75日移動平均
平滑移動平均線による分析
12日平滑移動平均 53348.63
26日平滑移動平均 58354.73
MACDによる分析
MACD ▲5006.10
シグナル ▲5029.13
オシレーター 23.02
オシレーターがプラスに転じています。
MACDの3指標の中で、反応感度は、オシレーター>MACD>シグナルという順になっています。過去の例から見ても、オシレーターがプラスに転じても、感染者の増加につながるわけではないことがわかりますが、減少のモメンタムがかなり弱く、4万人から5万人程度の数で横ばいになる可能性があることをしめしています。
下の東京都の陽性率を1週間おきに記録していますが、陽性率も下げ止まり傾向になっているように見えます。
陽性率
2月 2日 37.5%
2月 6日 39.2%
2月11日 39.9%
2月18日 40.1%
2月25日 37.1%
3月 4日 34.6%
3月11日 32.2%
3月18日 31.3%