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新型コロナウイルス新規感染者数を株価予測に用いるテクニカルの手法で分析します。Technical Analysis about COvid19 Infection Count.(土曜日更新)

新型コロナウイルス騒動、外出自粛はいつまで続くのか?

外出自粛がいつまで続くのか、先日発表されたハーバード大学の論文などから考えてみました。


4月16日から全国に緊急事態宣言が発令される


新型コロナウイルスの感染が急速に拡大していることを受けて、特別措置法に基づく「緊急事態宣言」が4月16日、7都府県から全国に拡大されました。
出典 特設サイト 「緊急事態宣言」全国に拡大 新型コロナ|NHK


特設サイト 「緊急事態宣言」全国に拡大 新型コロナ|NHK


東京、大阪などでは緊急事態宣言から2週間が経過


緊急事態宣言2週間「一層の努力必要」首相 新型コロナ | NHKニュース


いったい、いつまで続くのか?


緊急事態宣言の状態が長く続けば経済がひっ迫する。だから、日本の規制は緩いし、ある程度のところで解除しなければならない。そうすると、感染者が増え、再び緊急事態宣言をすることになる。これを繰り返していくことになると思います
出典 「緊急事態」はいつまで続くのか?に対するひとつの考え | FRIDAYデジタル


「緊急事態」はいつまで続くのか?に対するひとつの考え | FRIDAYデジタル


以上のことを踏まえて現在、先進諸国の多くが採る戦略は、接触削減などの対策で実効再生産数を抑制して医療崩壊を防ぎながら、最終的にはワクチンの実用化により人工的に集団免疫を達成しようというものだ。
出典 科学が示す「コロナ長期化」という確実な将来 | コロナ戦争を読み解く | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準


科学が示す「コロナ長期化」という確実な将来 | コロナ戦争を読み解く | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準


外出自粛は、断続的にされる必要があることを指摘した論文


パンデミックが終息した後に外出制限や自粛措置を1度だけで解除すれば、すぐに流行の第二波が発生すると予測。再発の可能性を軽減するためには、社会的隔離措置を数カ月にわたって、2022年まで断続的に行う必要があるとしている。
出典 https://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/3/3/33795.html


ハーバード大学・専門家チーム「外出制限2022年まで必要になる可能性」 - NAVER まとめ


集団免疫を獲得するためには、断続的(解除と発令を繰り返す)に行う必要性があると指摘


一方で休止期間を置かずにソーシャル・ディスタンシングを続けることは過剰で、マイナスに働く可能性があるという。あるモデルによると、ソーシャル・ディスタンシングの効果は強力で、過剰に行えば集団免疫がほとんどできないため、集団免疫を獲得するには断続的に実施する必要があると論文は指摘している。
出典 断続的なソーシャル・ディスタンシング、2022年まで必要 米ハーバード大 写真9枚 国際ニュース:AFPBB News


ここからは、完全な個人的な見解ですが、専門家の意見や、ハーバード大学の論文の内容から、緊急事態宣言は、いったん解除される可能性が高いです。
ただし、ウイルス自体が消えてなくなるわけではないので、また感染者が増加し、再度の緊急事態宣言の発令となるのではないかと予測します。


緊急事態宣言や外出自粛などの措置が、今後、発令されたり、解除されたりする可能性が高いことを示している。