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新型コロナウイルス新規感染者数を株価予測に用いるテクニカルの手法で分析します。Technical Analysis about COvid19 Infection Count.(土曜日更新)

【新型コロナウイルス】ワクチン実用化はいつ頃になるの?

新型コロナウイルス(COVIT-19)のワクチン実用化の時期に関する情報をまとめてみました。


そもそもワクチンとは?


病原体から作られた無毒化あるいは弱毒化された抗原を投与することで、体内に病原体に対する抗体産生を促し、感染症に対する免疫を獲得する。
出典 ワクチン - Wikipedia


弱いとはいえ病原体を接種するため、望まれない反応も起こすことがある。軽微なものとしては、投与部位の発赤・腫脹・疼痛・感冒様症状などがある。重大なものとしては無菌性髄膜炎、血小板減少性紫斑、膵炎などが知られる。
出典 ワクチン - Wikipedia


ワクチン - Wikipedia


開発にはどのぐらいの期間かかるのか?(米国国立研究所の見解)


20年3月3日に米国立アレルギー・感染症研究所 (NIAID)のアンソニー・ファウチ所長は、米国上院議員たちに次のように話した。「ワクチンを使えるようになるまでに少なくとも1年半はかかります」
出典 新型コロナウイルスのワクチンは、いつできる? ──基礎から最新事例まで「知っておくべきこと」|WIRED.jp


本当に1年半でできれば、最短記録になる。「ほとんどのワクチンは市場に出るまでに5年から15年もかかります」とジョン・アンドルスは言う。ジョージワシントン大学ミルケン公衆衛生大学院の非常勤教授であるアンドルスは、世界のワクチン開発状況とワクチン政策を研究している。
出典 新型コロナウイルスのワクチンは、いつできる? ──基礎から最新事例まで「知っておくべきこと」|WIRED.jp


新型コロナウイルスのワクチンは、いつできる? ──基礎から最新事例まで「知っておくべきこと」|WIRED.jp


アメリカ国立アレルギー・感染症研究所 - Wikipedia


開発期間に関する見解(京大・山中教授のサイトの見解)


ワクチンは、早いものは臨床試験に入りました。しかしワクチンの開発は臨床試験に入ってからも時間がかかります。1年以上を要する可能性が高いです。
出典 山中伸弥教授による新型コロナウイルス情報発信   5つの提言(更新版) 他 | 一般社団法人淡路市医師会


山中伸弥教授による新型コロナウイルス情報発信   5つの提言(更新版) 他 | 一般社団法人淡路市医師会


承認を受けた後で、何百万人から何億人用のワクチンを大量生産する必要がある。また人類は新型コロナウイルスに対する免疫を持っていないので、ワクチンは3~4週間隔で2回必要な可能性が高い。抗体ができるのは2回目の接種から1~2週後である。これらを考えると、臨床試験に入ってからも最低半年、通常では1年から1年半を要する。
出典 ワクチン、治療法に関する科学論文


ワクチン、治療法に関する科学論文



出典 www.flickr.com


開発期間に関する見解(BBC英国放送協会の見解)


実用化には、12カ月から18か月かかるというのが有力な見解。
つまり2021年後半になるということ。
出典 ワクチン実用化まで、あとどれくらい? 新型ウイルス - BBCニュース


ワクチン実用化まで、あとどれくらい? 新型ウイルス - BBCニュース


2021年後半ごろ、というのが有力な見解のようです。


新型コロナウイルス 治療薬・ワクチンの開発動向まとめ【COVID-19】(4月24日UPDATE) | AnswersNews