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新型コロナウイルス新規感染者数を株価予測に用いるテクニカルの手法で分析します。Technical Analysis about COvid19 Infection Count.(土曜日更新)

新型コロナウイルス 新規感染者数のテクニカル分析(2020/11/21)

新型コロナウイルス・新規感染者数を株価予想に使うテクニカル分析の手法で、定期的に観測しています。

 

11月21日の新規感染者数は、2596人でした。(NHKコロナ特設サイト調べ)

 

 

 

www3.nhk.or.jp

 

 

単純移動平均線による分析

単純移動平均とは、たとえば、9日平均とは、9日間の感染者を合計して、9で割ったものです。

 

11月21日時点の単純移動平均の値は、以下のとおりです。

 9日平均 1880.30

25日平均 1307.08

75日平均   782.59

 

短期線>中期線>長期線の並びになっていて、株価でいうと本格上昇の局面が続いてます。

 

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棒グラフ:感染者数  赤:9日平均  黄:25日平均  青:75日平均

 

 

単純移動平均の循環のサイクルは、6つの局面になります。

① 長期>中期>短期  本格下落局面

② 長期>短期>中期  下落スピードが落ちてきた局面

③ 短期>長期>中期  上昇開始局面

④ 短期>中期>長期  本格上昇局面

⑤ 中期>短期>長期  上昇スピードが落ちてきた局面

⑥ 中期>長期>短期  下落開始局面

 

いまは、④の段階なので、一気に感染者数が落ちるという局面はまだ予想しづらい状況で、単純移動平均の大循環の考え方からすると、しばらくは感染者数の増加が続くと予想できます。

 

 

平滑移動平均線による分析

11月21時点の数値は以下のとおりです。

12日平滑移動平均 1864.36

26日平滑移動平均 1447.49

 

こちらも本格上昇局面であることを示していて、下落する様子はありません。

 

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青:12日平滑移動平均  赤:26日平滑移動平均

 

 

MACDによる分析

MACD    416.87

シグナル   290.94

オシレーター 125.93

 

シグナルを底にしながら、MACDが徐々に上昇し、急上昇しはじめた、という印象です。

MACD、シグナル、オシレーターともに上昇しており、下落する気配はありません。

 

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青:MACD  赤:シグナル 黄色:オシレーター

 

 

GOOGLE新型コロナウイルス予測サイト

11月22日時点の予測は、前回見た時より、上方に修正されているようです。

11月19日時点の予測では、予想死亡者数555、予想陽性者数は51605でした。これは28日間の合計数です。

 

28日間の陽性者数が20365人増加しているので、単純計算で、1日当たりの陽性者数を727人上方修正した、と読めます。

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datastudio.google.com