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新型コロナウイルス新規感染者数を株価予測に用いるテクニカルの手法で分析します。Technical Analysis about COvid19 Infection Count.(土曜日更新)

コロナ感染者のテクニカル分析(2020/10/11)

何度かブログに書いてきた、コロナ感染者のテクニカル分析です。

移動平均線や、株価を分析するときに使われる平滑移動平均やMACD(マックディー)と呼ばれる手法で、分析しています。

 

前回のテクニカル分析でも書いたのですが、今回は、MACDがプラスに転じてきており、株でいうと買うところです。つまり、感染者が拡大する局面ということになります。

 

9月の4連休から3週間程度、GOTOトラベルキャンペーンに東京が加わった時期から10日前後立っているので、増えてもおかしくない局面ではあります。

 

では、具体的な数字とグラフです。

 

 ① 移動平均線

 

f:id:kondatetanaka:20201011140501p:plain

 

黄:75日線(771)

赤:25日線(501)

青:9日線(536)

(小数点以下四捨五入)

 

データの数がそろってきたので、今回から75日線を入れてみました。

短期線が、中期線を上回ってきていて、上昇初期の動きです。

株価の動きと同じような見方でいくと、800人近辺で上昇がおさまるかどうかがポイントになります。

 

パターンとしては、長期線>短期線>中期線なので、上昇初期段階です。

 

 

② MACD

 

f:id:kondatetanaka:20201011141005p:plain

 

 

青:MACD     7.28

赤:シグナル  ▲19.40

黄:OSMA    26.68

 

平滑移動平均線

12EMA 543.52

26EMA 536.24 

 

上昇のサインがでる速さとしては、①OSMA、②MACD、③シグナルです。

今回はMACDがプラスに転じてきています。

8月23日にマイナスに転じてから約2か月ぶりのプラスになり、感染拡大のサインとみていいでしょう。

おそらくシグナルがプラスに転じてくると、感染が拡大しているという報道が増えてくると思います。