新型コロナウイルス感染者数のテクニカル分析(2022/3/25)
いつもご覧いただきいただきまして、ありがとうございます。
感染の拡大期か縮小期かを見極めるための数字の提供を、引き続き行っていきたいと思います。感染しないように気を付けましょう!!
現在は、微減期(テクニカル的には本格的な減少期)になります。
新型コロナウイルスの新規感染者数を、株価分析に使うテクニカルという手法で観測、分析しています。
新型コロナウイルス感染者数は、47470人でした。(NHK報道より)
今週のテクニカル的なポイント
・移動平均線の並びが、長期>中期>短期に変化
・直近で、短期線が上昇に転じている
・オシレーターがマイナス後、再びプラスに転じる
単純移動平均線による分析
9日単純移動平均 43141.70(1週間前の値53097.30)
25日単純移動平均 51302.44(1週間前の値59032.76)
75日単純移動平均 60284.35(1週間前の値57102.61)
今週から、長期>中期>短期>の並びに変化しています。
この並びは、テクニカル的には、本格減少期に入ったことを示す並びですが、75日線はまだ上昇中です。
このテクニカル的な現象は、三連休があった影響から、検査数の減少があったことがかなり影響しているように見えます。
MACDなどを見ても、三連休後には減少モメンタムが強くなっていますが、平日が続くと、MACDのオシレーターが再びプラス圏になっています。
9日単純移動平均線も、24日、25日と増加に転じてきています。
これまで、減少期に入ると、短期の平均線は、一貫して減少するという傾向があったのですが、今回はすでに上昇に転じてきていて、これ以上減少しない可能性があることを示しているようです。
棒グラフ:感染者数 ピンク:9日移動平均 黄色:25日移動平均 水色:75日移動平均
平滑移動平均線による分析
12日平滑移動平均 44130.23
26日平滑移動平均 50379.18
直近で、12日平滑移動平均線が上昇に転じてきています。
26日平滑移動平均線は、下落を続けています。
MACDによる分析
MACD ▲6248.96
シグナル ▲6553.83
オシレーター 304.87
オシレーターがプラス転換後、再びマイナスに戻り、その後、さらにプラス圏になりました。このマイナスに戻ったのは、19日から21日の三連休が影響している可能性が高いです。
オシレーターのプラス圏への転換は、感染者数が増加傾向をしめすということではなく、減少しづらくなっていることを示しています。
ただ、直近ではMACDも上昇の転じてきていて、もしかすると増加傾向に戻る可能性すらありますが、この下降、上昇の動きも三連休の影響で増減しているのかもしれず、今後の動きを見守る必要がありそうです。
陽性率
2月 2日 37.5%
2月 6日 39.2%
2月11日 39.9%
2月18日 40.1%
2月25日 37.1%
3月 4日 34.6%
3月11日 32.2%
3月18日 31.3%
3月25日 29.9%